■借金に関すること
○借金の返済が困難になってしまった。毎日借金のことで頭がいっぱいだ。誰にも相談できない・・・
債務整理とはそんな時、生活を立て直して再スタートをするための制度です。
取引期間や利息など状況によっては過払い金の返還を請求できることもあります。債務が残る場合でも将来の利息カット等、借金が減らせる場合があります。
事例1)
Sさんは60歳代の男性でした。「腰痛が悪化し働けなくなって借金がもう払えない」と市役所で生活保護の申請をした足で来所されました。自己破産申立をする予定でした。働くことが難しくなり、前の年に妻とは離婚し、貯金を崩して一人で生活していました。
収入もなく貯金を使い果たし、財布にはわずかのお金しか入っておらず、食べるものもなくなり倒れていたところへ、住んでいたマンションの家賃滞納で立ち退きの処分をしにきた執行官に運よく発見されました。その際に「生活保護」という制度を教えてもらったそうです。そして執行官は500円分くらいのパンなどを買ってわたしてくれたそうです。いろんな人に出会えたことでSさんは救われたとおっしゃっていました。その後、債権額を調査し、利息制限法で引き直したところ、実際の債務は10万円弱になりました。また、Sさんは故郷に親御さんから相続した田んぼをお持ちでたまたま買い手も見つかったのです。そんなわけでSさんは破産することなく、借金も清算し腰の治療に打ち込むことができるようになり、人生の再スタートできるようになりました。
事例2)
母子家庭の親子で相談にいらしたMさん親子もリストラで収入が減ってしまい、いつのまにか350万円近く借金が増えてしまい、どうにもならない状態で「助けてください・・」と憔悴しきった様子で来所されました。しかしその後、また引き直し計算をしてみるとなんと債務はゼロ円となり、逆に過払い金が240万円戻ってきました。
これは極端な例ですが実際に私が担当させていただいたケースを若干アレンジして紹介しています。同じように一人で悩んでいた方が相談して解決になった例がたくさんあります。まずは相談してください。
任意整理では専門家が介入することでまず督促はストップします。それから裁判所の関与なしに依頼を受けた弁護士や認定司法書士が相手と債務を減額する交渉をし、減額になった借金に利息をつけず3年から5年で返済していきます。
債務整理の相談は無料です。
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債務整理のうち、任意整理手続きの流れは次のようになります。
1.ご相談
(お借入の状況、収入、生活状況などをお聞きします)
2.受任
(ご依頼いただけるということでしたら委任契約を結びます)
3.受任通知および取引履歴の開示請求書の発送
(この通知により、原則として債権者からの取立てが止みます。
悪質な業者によっては取立てを止めない業者もあります。)
4.残債務の確定又は過払い金の確認
(利息制限法に基づき再計算)
5.各債権者と和解の交渉
(場合により訴訟提起も行います)
6.和解締結又は判決
7.和解に従った返済スタート
上記が任意整理の基本的な流れとなります。2.の受任後は6.の和解締結まで当事務所で行いますのでご安心ください。なお、事案の状況に応じて次の手続きを選択し進めていきます。
〇個人民事再生
〇自己破産
〇特定調停